周ちゃん広場や、田野女性直売所へ出荷していただいているみなさんを紹介しています。
2011年6月現在
井上義夫さん
旧直販所時代から出荷を続けている井上義夫さん。田野女性部直販所(鶴の直販所)にも出荷をしており、直販所歴は20年を超えている。「直販所の利点はムリに出荷をする必要がなく、値段を自由に決められる。ムリをせず、消費者に喜ばれるものを出荷し続けたい」と話す。
以前「農薬の影響が無いと言っても、化学肥料や農薬を使っていない物となら、どちらが安心して食べられる」と人に言われたことがある井上さん。豚ふんや米ぬか、手作りくん炭などを使った有機質栽培に取り組んでおり、4~5年間は化学肥料を使用していない。「作った物は子どもや孫も食べる。農薬も芽の出始めに1~2回やるだけで、可能な限り木酢などで対応している」と笑顔で話している。
「周ちゃん広場」にはゴボウやトウモロコシ、鷹の爪などの農産物を中心に、ジャムなどの加工品も出荷している井上さん。「野菜や果物は味や鮮度が良くても見た目が悪ければ、売れない。品質が良い物はジャムなどに加工し、捨てる量を減らしたい」と話している。