周ちゃん広場

出荷者インタビュー

バックナンバー周ちゃん広場や、田野女性直売所へ出荷していただいているみなさんを紹介しています。

切り花・野菜などを出荷しています。

2013年4月現在

近藤 一美(かずよし)さん

全て自己流。試行錯誤の日々

 奥さんの「サツミ」さんの名前で出荷している近藤一美さん。洋花を30年ほど栽培している、ベテラン農家だ。面積を減らした時期もあったが、「周ちゃん広場」の出荷をきっかけに、現在はカーネーションやデルフィニウム、スターチスなどの花卉を中心に約35種類の農産物を栽培している。近藤さんは「栽培は全て自己流。少しでも日持ちする花を出荷するため、日々試行錯誤だ」と話す。

誰でも買いやすい値段

 切り花は基本的に1束200円で販売している近藤さん。「安くすることで誰でも気軽に買うことができる。5月には母の日もあり、小さな子どもにも喜んでもらっている」と笑顔で話す。

小面積だから・・・

 捨て花を減らすため、1品種の栽培面積は少ない近藤さん。出荷した物は大半が売り切れる。「増反を考えることもあるが、捨て花は作りたくない。予約を受けた時にはできる限り、応えるようにしているが、花の開花状況は天候次第。時には断らなければいけない」と申し訳なさそうに話している。

訳あり商品がお得!?

 全ての花を出荷できることが「周ちゃん広場」の魅力だと考える近藤さん。栽培過程には軸の細い物や蕾の少ない物も出来てしまうが、それらのB級品は1本当たりの単価を下げて販売している。「B級品といっても品質は同じ。物によっては正品よりもお得な物も多い」と話す。