周ちゃん広場や、田野女性直売所へ出荷していただいているみなさんを紹介しています。
2013年7月現在
木原 茂さん
定年後に本格的な野菜栽培を始めた木原茂さん。オープンと同時に「周ちゃん広場」への出荷を始め、現在は葉物を中心に周年出荷に励んでいる。「『周ちゃん広場』のメリットは少量多品目栽培が可能で、品目の選定ができる。健康のことを考えると、面積を減らしても農業や『周ちゃん広場』への出荷を続けたい」と話す。
時期に応じた主力品目が必要だとJAから提案され、スイカの栽培を始めた木原さん。1玉10㎏前後の大玉を出荷するため、1株2果採りを基本としている。「周ちゃん広場」では、消費者に満足してもらえるスイカを出荷しようと、定期的な講習会だけでなく、昨年は、全国的な産地である鳥取まで研修に行った。木原さんは「スイカは味のごまかしがきかない上、切るまで中の状態も分からない。今年は雨が多く、スイカの栽培には苦労したが、産地で学んだことを活かし、まずまずの物ができた」と話す。
出荷者全員で「周ちゃん広場」を盛り上げたいと考える木原さん。栽培方法やポイントを聞かれると、知っていることは伝えている。木原さんは「同じ作物を作るなら、より美味しい物を作りたいと思うのが農家。『周ちゃん広場』を盛り上げるためにも情報を共有し、商品のレベルアップを図りたい」と話している。