周ちゃん広場や、田野女性直売所へ出荷していただいているみなさんを紹介しています。
2013年11月現在
今井 味延子(みえこ)さん
旧直販所時代から周桑特産の「愛宕柿」を出荷している今井味延子さん。昔ながらの栽培にこだわり、除草剤は使用せず、化学肥料の使用も最小限に抑えている。今井さんは「メインになる肥料は鶏ふんや刈取りした草。夏場の草刈りは大変だが、化学肥料を使わない栽培にした方が美味しい柿ができるような気がする」と話す。
干し柿にしやすいよう、枝付きで出荷している今井さん。干し柿の作り方は様々だが、焼酎を少し入れたお湯に5~10秒ほど浸けるとカビの発生が少なくなる。今井さんは「お湯の中に焼酎を少し入れると、味もまろやかになる。あとは風通しの良い所に干し、2週間ほど経ったらモミ始めると柔らかくて美味しい干し柿に仕上がる。冷凍庫に入れておくと好きな時に食べられる」と笑顔で話している。
10㎏の柿にドライアイス100gと焼酎100ccでも渋抜きができる。今井さんは「条件にもよるが2週間ほどで渋は抜ける。涼しい所で口を開けずに保管すれば1カ月近くは保つ。集送を代表する秋果実をいろんな方法で味わってほしい」と話している。